ファッションレンタルサービス「airCloset」【Dec No.2】

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スタイリストか自分だけの為に、洋服を選んで送ってくれる。

クリーニングいらずで返却も買取も出来てしまう。

そんな「一人ひとりのニーズに合わせたサービス」の進化がインターネットを通じて確実に広がっている。

Salon du Crown12月連載第2回では、airClosetのサービスに迫る。

【登壇者紹介】
Salon du Crown 第2期
2017年12月8日(金) 開催
@DIAGONAL RUN TOKYO
 
(スピーカー)
乗松 文夫
株式会社FiNC 代表取締役副社長

天沼 聰
株式会社エアークローゼット 代表取締役社長 兼 CEO

(モデレーター)
荒井宏之
チガサキベンチャーズ合同会社 共同代表パートナー

まったく知らないファッションの世界で起業

天沼 聰氏(以下、天沼)私の自己紹介と今行なっているサービスについてご説明させていただきたいと思います。

株式会社エアークローゼットの天沼と申します。

海外の大学を出てIT戦略系のコンサルファームに入りました。そこで、10年弱くらいITのコンサルタントを行なっておりました。

そこから楽天株式会社に転職し、3年程UI/UXに特化したWebのグローバルマネージャーをさせていただいて、その後乗松さんとちょうど同じ時期にですね、2014年の7月に我々は会社を設立しました。

乗松さんが入社されたちょうど同じ月にスタートアップの世界に入ったんだなと思って先ほど見ていました。

airClosetはファッションのサービスになります。ファッションレンタルのサービスになるのですが、バックグラウンドにファッション関係は全くありません。

全く知らない業界から起業する形で新しい業界に入りました。ITとかWebとか戦略とかは私の領域なのですが、ファッションはスタイリストと話していても今だに分からないですね。

「国内最大級」のファッションレンタルサービス

会社としては「発想とITで人々の日常に新しいワクワクを創造する」というのをミッションとして活動しておりまして、主に三つの事業を行っております。

ファッションレンタルのサービス「airCloset(エアークローゼット)」。不動産最大手のエイブルさんとコラボさせていただいたファッションレンタルのリアルショップ「airCloset×ABLE(エアークローゼットエイブル)」。

先月リリースさせていただいたファッションスタイリングサービス「pickss(ピックス)」。

airClosetはどんなサービスかというと、国内最大級のファッションレンタルプラットフォームになります。

もともとウェディングドレスや貸し衣裳といういわゆるファッションレンタルはこれまでありましたが、我々は日本で初めて普段着に特化したレンタルサービスをスタートさせていただきました。

なので、すぐに国内最大級になりました(笑)。

そういった点は、マーケティングを考える上ですごく重要で、どういった表現・演出が出来るのかというのは大切だと思っております。

ライフスタイルの変化に、新しい価値でワクワクを届ける

我々は、レディースの普段着に特化したサービスとして展開しています。私は、もともとレンタルサービスを始めようと思って起業したわけではありません。

コンサルタント時代の仲間2人と起業したのですが、まず価値として「ライフスタイルに新しいお洋服との出会いや体験、ワクワクする出会いを創れたらいいね」というところからスタートしました。

女性はライフスタイルの変化と働き方の変化が大きい。

例えば、子育てママになったときも、ファッション誌を見る時間がなかったりとか、テレビを見て新しいコーディネートを知ったり、試す機会が減ったり、そもそもショッピングに行く機会が減ったり、出掛けられても抱っこやおんぶをしたままだと試着が出来なかったりとかなど、大きい環境の変化に新しい価値が求められるんじゃないかと思ったのがサービスを考え始めたキッカケです。

私たちはレンタルを目的としたものではなく、あくまでも“感動するお洋服との出会い”を数多く生んでいくサービスとして作っています。なので、出来るだけ多くの方にサービスを提供しようと思って、オンラインサービスにしております。

加えて、お客様がこれを借りようと思って選ぶのではなく、私達のスタイリストが選ばせて頂いてお客様のご自宅に配送するスタイルをとっています。

れが一つの出会い体験ですね。

それを返却期限もなく送料・クリーニング不要で月額制にしており、気に入ったらそのまま購入が出来るような仕組みにしております。

お客様目線で見るとかなりシンプルになっております。そして実に8割がスマートフォンからご利用されています。

例えば、自分のファッションの好みやサイズ感、着てみたい色味だったりとか、スタイリストに対して相談したい悩みなんかも登録していただきます。

基本的にはこれだけで、数日経つとスタイリストが選定した服の入ったボックスがご自宅に配送されます。それを好きなだけ楽しんでいただいて、気に入ったらそのまま買取をしていただくシステムになっています。

箱の中に配送伝票が入っているので、そのまま返送していただくと数日後にまた別のボックスが届くようになっております。

お客様と我々の間をボックスが行き来するようなサービスです。

一人ひとりにあった提案をするパーソナルスタイリングを目指す

毎回3着ずつお届けしているのですが、ご返却された時に、Uberと同じような概念ですがそれぞれのお洋服に対してレーティングをしていただいております。

着心地やデザインなどそのお洋服に対してどのように感じたのかをデジタルデータでいただいております。

今後、それが私達のメインの狙いどころなのですが、お客様がどう感じたかをデータから徐々に把握してお客様により合うものをお届け出来るように企業として進化していきたいと考えております。

ターゲットのユーザーさんに関して、「レンタルサービスだからお得感」や「レンタルサービスだから断捨離につながった」という感想があるかというと、実は全然ありません。お客様からは、新しいお洋服との出会いが多かったという声が多いです。

もう一つ、年齢層が10代後半から20代前半かなと言われますが、平均年齢30代半ばになり20代後半から40代まで幅広い方に活用していただいております。

特徴的なのが9割以上が働く女性で、うち4割以上がママさんという見ていただくと分かるのですが、日々の生活が忙しい女性の方が新しいファッションとの出会いを楽しむサービスを提供しており、自分では選ばないような服を着られて、毎回どんな服が送られてくるのかワクワクして待っているというお客様もいらっしゃいます。

現状、会員数が15万人程おりまして、今後お客様への体験としてこのワクワク体験を広げていきたいと思います。

パーソナルスタイリングというキーワードで1人1人にあったお洋服をご提案できるようなサービス・会社になっていきたいと思っています。

その1つとして今、登録しているスタイリストが150名以上おりまして、その知見・ノウハウというのを人工知能を使ったりし、様々なデータを通じて1人ひとりにより合う、そんなサービスを作っていきたいと思います。

以上になります、ありがとうございます。

(続)

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